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世界遺産・熊野古道の「道普請」ボランティア 10年で延べ3万人超

熊野古道で土を固める作業にあたる参加者ら=田辺市(県提供)
熊野古道で土を固める作業にあたる参加者ら=田辺市(県提供)

 和歌山県の呼びかけに応じて全国各地の企業など各種団体が世界遺産・熊野古道を保全するボランティア活動にあたる「道普請(みちぶしん)」が、平成21年の開始から今年7月で10周年を迎える。世界遺産の道を自分たちの力で守るというユニークな試みが人気で、これまでに延べ3万人以上が参加。参加数も増加傾向という。県は「今後も継続し、熊野古道を後世に引き継いでいきたい」としている。

 熊野古道は16年7月、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録され、国内外から観光客が訪れる県内屈指の観光スポットとなっている。

 ただ、自然道のため台風や大雨による土砂の流出などを防ぐ定期的な整備が必要で、従来は地域のボランティア団体などが保全活動を担ってきた。

 こうした活動を充実させるため、県は登録5周年にあたる21年7月、「1万人の参詣道『環境保全』活動」をスローガンに、全国各地の企業など各種団体に清掃や補修などのボランティア活動「道普請」への参加を呼びかけ始めた。

 参加者は、県世界遺産センター(田辺市本宮町)の担当者から作業内容について説明を受けた後、補修用の土を袋に入れて現場に運び、「タコ」と呼ばれる道具で土を固める作業などにあたる。

 自分たちの力で世界遺産を守るというユニークな発想が人気を集め、最初の約1年で参加者数は1万人を達成。県では目標を10万人に増やし、その後も呼びかけを続けている。

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