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「昭和天皇実録」原本に5000カ所の誤り 正誤表を公表へ

 宮内庁の山本信一郎長官は14日の定例会見で、昭和天皇の生涯を記録した「昭和天皇実録」に関し、天皇、皇后両陛下に献上した原本や報道機関などに提供した内容に約5千カ所の誤りが見つかったと明らかにした。人名や日時などの誤字脱字、資料の誤用もあった。正誤表を作成して両陛下に報告し、公表する。

 昭和天皇実録は公文書や側近の日誌など約3千点の資料をもとに、日々の言動を時系列でまとめた。編纂(へんさん)作業は崩御翌年の平成2年から始まり、2度の計画延長を経て26年8月に完成。両陛下に原本が、皇太子さまをはじめ皇族方にも同内容のものが届けられた。

 報道機関には電子データで提供され、特集記事などを掲載。研究者らも情報公開請求で入手し、書籍や論文などに引用している。

 誤りの大半は27年3月以降、東京書籍から一般向けの公刊本として出版されるのを前に、宮内庁が行った確認作業で発覚し、訂正。ただ、1巻ごとに正誤表は付けなかった。公刊本が出た後にも数十カ所の誤りが見つかったという。

 山本長官は「誤りの公表が遅れたことは申し訳ない。正誤表の作成に全精力を費やす」と謝罪した。

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