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奈良県産小麦100%、新そうめん完成

新三輪そうめんのアレンジメニューを試食する参加者=奈良県桜井市
新三輪そうめんのアレンジメニューを試食する参加者=奈良県桜井市

 100%奈良県産小麦で作った三輪そうめんの新商品「INORI(祈り)」が完成し、同県桜井市三輪の大神神社で13日、完成奉告参拝と試食会が開かれた。試食会には開発に協力した関係者ら約30人が参加し、厳選された素材の味に舌鼓を打った。三輪そうめんの中でも最高級品になるといい、夏から一般販売する。

 三輪そうめんは奈良時代に大神神社祭神の子孫、穀主(たねぬし)が三輪の小麦と湧き水で作ったのが起源とされる。だが、近年需要が減少。県三輪素麺(そうめん)工業協同組合では年間2500トンの生産能力に対し、最大2千トンの生産にとどまっているという。

 現状を打破しようと同組合が打ち出したのが「原点回帰」の方針だ。実は現在、三輪そうめんは外国産や北海道産の小麦が原料となっている。同組合は県産小麦で作る本来の三輪そうめんを復活させようと、平成28年から桜井市内で県の奨励品種「ふくはるか」の栽培を開始。従来のふくはるかはタンパク質含量が三輪そうめんの基準に満たなかったため、水はけや肥料などの工夫を重ね、3年越しで商品化を実現した。

 試食会では、帝塚山大のグループが考案した、ウメとタイの切り身を乗せた冷やしそうめんと、にゅうめんの2種類のアレンジメニューを用意。試食した村井浩副知事は「コシがあり、のどごしもいい。県の代表的な製品として、国内のみならず海外進出も実現してもらいたい」と評価した。

 同組合の池側義嗣理事長は「県産小麦は食べた瞬間に小麦のいい香りがする。品質管理の面で安全安心であることもアピールしていきたい」と話した。

 INORIは4束入り小箱が税別2千円、16束入り化粧箱が同8千円。問い合わせは同組合(0744・42・6068)。

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