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京大吉田寮問題、寮生側の退去条件を認めず

 京都大吉田寮(京都市左京区)の老朽化をめぐり、大学側が寮生全員の退去を求めていた問題で、大学側は13日、寮生らが築100年を超える「現棟」から退去する条件として、退去後も現棟の維持管理を寮自治会が継続することを求めていたことについて、認めない意向を明らかにした。話し合いの再開に応じる姿勢はなく、改めて現棟からの退去を求めた。

 寮生側は現棟の歴史的価値などを主張。平成27年に補修された寮の食堂の継続使用や、現棟の保存といった維持管理を寮自治会が継続することを大学が認めれば、5月末をめどに現棟から退去する方針を2月20日に提示。3月13日までの回答を求めていた。

 大学側は同日、ホームページ上に回答を公開。維持管理の継続という条件について「引き続き危険な建物に立ち入ることを意味しており、認めることはできない」と回答。「現棟の危険性を吉田寮自治会がいまだに真摯(しんし)にとらえていないと言わざるを得ない」と批判した。

 寮生の一人は取材に「話し合いに向けて歩み寄りの姿勢を見せたのに、大学が全部はねつけた」と憤った。

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