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ムサコ急落、鎌倉浮上…神奈川の住みたい街ランキング異変

 新興セレブ街は「混雑」

 ひるがえって、順位を落としたのが武蔵小杉だ。JRと東急東横線が乗り入れる駅周辺はもともと、NECなど大手企業の事業所や関連企業の工場が集積していたが、閉鎖や移転などが相次ぎ、十数年前から再開発が一気に加速した。

 東京・都心へのアクセスの良さもあって、現在はタワーマンションが林立する街へと生まれ変わった。同ランキングで4位に食い込んだ28年ごろには、おしゃれなカフェでくつろぐ住民の女性は「ムサコマダム」などと称され、駅の周りだけが極端に栄えている様子を「川崎のドバイ」と表現してみせる向きもあった。

 ところが、急激な環境変化は軋轢(あつれき)ももたらした。ビル風による事故の危険や、新旧住民間でのトラブルなどなど。特に顕著だったのが人口増に伴う駅の混雑だ。

 一時、JR横須賀線では改札に入るまで数十メートルにもわたる行列が発生し、その様子は見る者に強烈なインパクトを与えた。昨年7月に公表した鉄道混雑率調査では、東京圏の主要31路線中、混雑率180%を超えた11路線のうち、2つは横須賀線(武蔵小杉→西大井、196%)と南武線(武蔵中原→武蔵小杉、189%)の区間だった。

 昨年、JRは問題の改札の入り口を1つ増やし、ホームに続くエスカレーターを1機増設するなどの対策を講じ、状況はだいぶ緩和された。ただ、一度ついてしまった混雑のイメージは拭いがたいとみられる。

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