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五輪効果で自転車王国へ 甲府で500日前イベント

 2020年東京五輪の開会式まで500日となった12日、甲府市の県防災新館「やまなしプラザ」で大会を盛り上げる山梨県の記念イベントが開かれた。五輪開会式の翌日に道志、山中湖村で実施される自転車ロードレースにちなみ、プラザに展示する競技用自転車が披露された。城北幼稚園(甲府市湯村)の園児らのマーチングバンドが500日前の節目に花を添えた。

 長崎幸太郎知事はあいさつで「サイクリングスポーツとツーリズムを盛んにして五輪効果を後々まで享受し、山梨県がサイクリング王国になることを目指す」と意気込みを語った。

 甲府市在住の自転車の元プロ選手で、五輪ロードレースの県アドバイザーを務める今中大介さんは、「上りの標高の積算が4850メートルという稀(まれ)なコース」と行程の厳しさを強調。「自分はレースで17カ国を走ったが、山梨県は富士山、八ケ岳があり、どこにも負けていない素晴らしい場所」と語った。

 甲府市出身でシドニー五輪に出場した元水泳選手、萩原智子さんは「選手の一生懸命さに心を一つにする場面が出てくる。それを感じてもらえれば山梨県が元気になってくる」と話した。

 同県山梨市出身でパラリンピック走り高跳びで6大会連続出場を目指す鈴木徹さんも「選手が心の限界にチャレンジする姿を声援して」と思いを語った。

 披露された競技用の自転車は、提供したブリヂストンサイクル(埼玉県上尾市)によるとロードレース用モデルの最上級車種で、同社チームの選手も使っている「RS9」(約100万円)。東京五輪のロードレース選手が使用する可能性がある車種だという。

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