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被災した潮音寺で追悼行事 茨城・潮来市

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潮音寺で、震災発生時刻の午後2時46分に追悼と復興を祈り、参拝者や児童らが鐘をついた=11日午後、茨城県潮来市日の出(永井大輔撮影)
潮音寺で、震災発生時刻の午後2時46分に追悼と復興を祈り、参拝者や児童らが鐘をついた=11日午後、茨城県潮来市日の出(永井大輔撮影)

 東日本大震災の発生から8年を迎えた11日、茨城県潮来市日の出の潮音寺(ちょうおんじ)で、犠牲者の追悼と震災からの復興を祈る9回忌法要が行われた。

 本堂で法要が行われた後、参列者らは震災の犠牲者をまつる地蔵菩薩と、津波で亡くなった宮城県石巻市の大川小の児童と教員をまつる千体地蔵菩薩の前に移動。潮音寺の生駒基達(きたつ)住職がお経を唱えるとともに、参列者らが線香を供えた。千体地蔵菩薩は、先代の住職が多くの児童が犠牲になったことを嘆き、まつったという。

 震災が発生した時刻の午後2時46分には、昨秋に復興した鐘楼の前で、参列者と、潮音寺の隣の「慈母学園」の園児らが集まり、黙祷(もくとう)をささげ、犠牲者の冥福と復興を祈る鐘を鳴らした。同園の板子璃音(りおん)ちゃん(5)は「みんなでしっかり鐘をつけた。大きな地震があったことはママから聞いた」と話していた。

 潮来市日の出は震災による地面の液状化で被災しており、潮音寺も本堂が15センチほど沈むなど甚大な被害を受け、16棟あった建物が4棟にまで減った。生駒住職は「未来を担う子供に震災の記憶を引き継いでもらいたい」と話し、「被災した寺として、建物の復興だけでなく、心の復興にも携わっていきたい」と語った。

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