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透析中止、指針違反か 透析医学会が独自調査

医師による治療中止提案があったとされる公立福生病院=7日、東京都福生市
医師による治療中止提案があったとされる公立福生病院=7日、東京都福生市

 公立福生(ふっさ)病院(東京都福生市)で、医師が腎臓病患者の女性に人工透析治療中止の選択肢を示したケースが7日、明らかになった。今回の透析中止の提示が、人生の最終段階である「終末期」の「延命治療」をめぐって行われる提示と同様かどうか、その判断は難しい。厚生労働省は、今回の病院側の対応が終末期医療のガイドライン(指針)に反しているかどうか、慎重に調べている。

 日本透析医学会は7日、「大変に重要な案件」として調査委員会を設置。今後、病院への立ち入り調査を含めて独自に実態解明をした上で、透析の継続に関する意思決定過程の問題を検討していくという。

 平成18年に富山県の射水(いみず)市民病院で医師が末期がん患者の人工呼吸器を取り外すなど延命措置を中止した問題をきっかけに、厚労省は19年、「よりよき人生の最終段階における医療の実現に資する」として、終末期医療の指針を整備し、30年に改定した。

 厚労省によると、今回のケースは「終末期かどうか判断は難しい」といい、仮に終末期と解釈されれば、指針では「医療・ケアチームが十分な話し合いを繰り返し行い、医学的妥当性と適切性を基に慎重に判断」する必要がある。

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