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「国際的な意見交換継続」 次世代加速器ILCの政府見解全文

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次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」に関して取材に応じる、文部科学省の磯谷桂介・研究振興局長=7日午前、東京都文京区の東京大学(宮崎瑞穂撮影)
次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」に関して取材に応じる、文部科学省の磯谷桂介・研究振興局長=7日午前、東京都文京区の東京大学(宮崎瑞穂撮影)

 文部科学省の磯谷桂介研究振興局長は7日、東京都内で開かれた素粒子物理学の国際会議で、次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」に関する見解を発表した。全文は次の通り。

 本日のリニアコライダー国際推進委員会開催にあたり、本レターを送付できることは大変光栄です。

 国際リニアコライダー(ILC)計画は、国際的な研究者組織において検討が進められてきた素粒子物理学分野における学術の大型プロジェクトであると承知しています。

 これまで我が国においては、ILC計画について、我が国の科学コミュニティの代表機関である日本学術会議における「国際リニアコライダー計画に関する所見(2013年9月)」を契機として、文部科学省において「国際リニアコライダー(ILC)に関する有識者会議」を設置し、科学的意義、コスト及び技術的成立性、人材の確保・育成方策、体制及びマネジメントの在り方等の観点から、検証を進めてきました。

 2017年11月には、ILCに関する国際的な研究者組織において、欧州CERNにおけるLHC実験を踏まえて、ILCの衝突エネルギーを500ギガ電子ボルトから250ギガ電子ボルトとする見直し案(250ギガ電子ボルトILC計画)が公表されました。

 これを受けて、有識者会議においてILC計画について改めて検証を行い、2018年7月に「ILC計画の見直しを受けたこれまでの議論のまとめ」を取りまとめ、計画の全体像を可能な限り明確に示した上で、日本学術会議に対して、ILC計画について改めて審議を依頼しました。

 2018年12月には、日本学術会議より文部科学省への回答として「国際リニアコライダー計画の見直し案に関する所見」が取りまとめられ、「政府における、ILCの日本誘致の意思表明に関する判断は慎重になされるべきであると考える」とされました。

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