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東京・板橋の成増ケ丘小がロボット世界大会出場 国内初の快挙

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 トルコ・イズミールで開かれる世界最大規模の青少年ロボット競技大会「ファーストレゴリーグ(FLL)」の世界大会(5月22~25日)に、東京都板橋区立成増ケ丘小の6年生4人が出場する。2月の全国大会で特別賞を受賞し、つかんだ世界への切符。公立小単独チームの出場は国内初の快挙で、児童らは大会で好成績を残そうと練習に励んでいる。

 FLLは、9~16歳を対象としたロボット競技大会。平成10年にデンマークの玩具メーカー、レゴ社などによって設立され、日本では16年から開催されている。

 競技では、レゴ社のブロックで製作した自走式のロボットを使って、荷物を運ぶなどのさまざまなミッションを制限時間内に攻略する「ロボットゲーム」と、ロボットとは無関係のテーマについてのプレゼンテーションの合計点を競い合う。

 世界大会に出場するのは、リーダーの井ノ上遼さん、成嶋晃平さん、星野那波さん、川村莉菜さんの4人。38チームが戦った2月11日の全国大会では、世界大会の出場権を得られる上位11チームには入れなかったものの、質の高いプレゼンなどが評価され、特別賞枠での出場が決まった。

 同大会に参加するのは、私立校のパソコン部などが多く、ロボットやプログラミングになじみのない公立小単独のチームが世界大会に出場したことはこれまでなかった。

 井ノ上さんらは毎週土曜に学校に集まり、保護者などに指導を仰ぎながらロボットを正確に動かすためのプログラミングやプレゼンの腕を磨いている。世界大会では、プレゼンは質疑応答を含めて全て英語で行わなければならず、中学生向けの参考書を音読するなどして日々英語力を高めているという。

 指導する西谷秀幸校長は「話すことが苦手だった子供も、自分の役割を見つけることで人前で堂々としゃべれるようになった。みんな精神面がかなり強くなった」と、競技を通じた児童らの成長を実感している。

 大会まで3カ月弱。井ノ上さんは「細かい状況変化にも対応できるロボットに仕上げたい」、成嶋さんは「貴重な機会なので楽しみたい」、星野さんは「ほかの国の人とたくさん交流したい」、川村さんは「後悔しないように頑張る」と意気込んでいる。(松崎翼)

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