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新学期前に考える「家庭での防犯教育」

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家庭でできる防犯教育のポイント
家庭でできる防犯教育のポイント

 ■日本こどもの安全教育総合研究所・宮田美恵子理事長に聞く

 新学期まで1カ月足らず。登下校時の犯罪から子供を守るため家庭でできる防犯教育のポイントを、NPO法人「日本こどもの安全教育総合研究所」の宮田美恵子理事長に聞いた。(玉崎栄次)

通学路を親子で歩く

 登下校時に犯罪に遭う恐れがあるのは、周囲に人目がなく、子供が1人になる状況だ。「一人区間」と呼ばれるが、それを完全になくすことは難しい。リスクを減らすには、家庭教育で子供自身の防犯意識を高めておくことが大切だ。

 ポイントは、体験を通して具体的に学ばせること。例えば、一人区間を中心に親子で通学路を歩き、危険を感じたら駆け込める避難先を確認しておく。緊急時に保護してくれる「こども110番の家」や、コンビニなどが想定されるが、子供は行ったことのない家や店には、助けを求めにくい。「事前にあいさつや買い物をして、交流を持っておく。親と一緒に行ったという経験があると、子供はSOSを発信しやすくなる」

 また防犯教育では、「知らない人や変な人についていかない」などの抽象的な表現もNGだ。誘拐犯が顔見知りというケースもあるし、子供には声をかけてきた人間が不審かどうかを判断するのは難しい。「『家族と一緒でなければ、誰にもついていかない』などと具体的に教えておけば、子供は迷わなくて済む」

「約束」として教える

 防犯ブザーも、とっさには使えない。同研究所の調査(平成30年)では、被害経験のある小学生のうち、緊急時に防犯ブザーを鳴らすことができたのは4%未満だった。

 「毎日、登校前に親子でブザーを鳴らしてみる。防犯の意識付けになるし、電池切れも確認できる。一人区間にさしかかった際は、ブザーに手をかけて歩くように決めておくことで、『ここからは注意が必要』と子供に警戒する習慣を身に付けさせられる」

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