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プリツカー賞に磯崎新さん「建築界のノーベル賞」

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磯崎新さん
磯崎新さん

 【ニューヨーク=上塚真由】「建築界のノーベル賞」といわれ、優れた建築家に贈られる米プリツカー賞の今年の受賞者に、磯崎新さん(87)が選ばれた。同賞を主催する米ハイアット財団が5日(日本時間6日)に発表した。磯崎さんは東西の文化を融合させた斬新なデザインで知られる。

 プリツカー賞は建築学の分野で世界で最も権威があるとされ、日本人の受賞は丹下健三さん(1913~2005年)や安藤忠雄さん(77)、伊東豊雄さん(77)、坂茂さん(61)らに続き8人目。AP通信によると、授賞式は5月にパリ郊外のベルサイユ宮殿で開かれる。

 同財団の審査委員会は受賞理由について、「現代の建築界で最も影響力のある人物の一人であり、変化や新たなアイデアに挑戦することを恐れず探求し続けてきた。作品は建築にとどまらず、哲学、歴史、理論、文化への深い造詣に基づいている。模写やコラージュではなく、新たな道を切り開いて東洋と西洋(の建築)を結びつけた」としている。

 磯崎さんは1931年、大分市生まれ。東大大学院を修了後、建築界の重鎮だった丹下さんに師事。代表作に大分県立大分図書館、群馬県立近代美術館、つくばセンタービルなど。

 ロサンゼルス現代美術館、バルセロナ五輪屋内競技場など海外でも活躍。1996年のベネチア・ビエンナーレ国際建築展では日本館コミッショナーを務めて、阪神大震災の廃虚を再現した展示で金獅子賞を受賞した。

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