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将棋順位戦、藤井七段勝利も昇級ならず、杉本八段は昇級

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将棋の順位戦C級1組最終局。勝利し、感想戦を行う藤井聡太七段。昇級はならなかった=5日午後11時36分、大阪市福島区(安元雄太撮影)
将棋の順位戦C級1組最終局。勝利し、感想戦を行う藤井聡太七段。昇級はならなかった=5日午後11時36分、大阪市福島区(安元雄太撮影)

 将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(16)と師匠の杉本昌隆八段(50)の師弟同時昇級が懸かった第77期順位戦C級1組の最終局が5日、大阪と東京の将棋会館でそれぞれ行われた。藤井七段、杉本八段ともに勝って9勝1敗としたが、勝ち星で並んでいたライバルが勝利したため、順位が低い藤井七段は昇級枠からもれ昇級できなかった。杉本八段は昇級を決めた。

 C級1組からB級2組へ昇級できるのは39人中、2人のみ。8勝1敗に藤井七段、杉本八段、近藤誠也(せいや)五段(22)、船江恒平六段(31)の4人が並ぶ混戦となっていた。

 この日、藤井七段は都成竜馬(となり・りゅうま)五段(29)に、杉本八段は千葉幸生(さきお)七段(40)に勝ち、また船江六段も勝利し、3人が9勝1敗で成績が並んだが、順位戦では前期の成績をもとにクラス内の順位が決められており、勝ち星が並ぶと順位の高い棋士が優先される。

 今期C級1組では、初参戦の藤井七段は31位。7位の杉本八段と14位の船江六段が勝利したため、下位の藤井七段は勝ったものの、昇級できなかった。5日午後11時50分現在、6位の近藤五段の対局は続いており、近藤五段が勝利すれば、船江六段もC級1組残留となる。

 藤井七段は「前回敗れてしまったので仕方がないと思う。来期も一局一局積み重ねたい」と話した。

 一方、昇級を決めた杉本八段は「藤井七段が同じクラスにいたからここまでこられた。一緒に昇級するのが夢だったが、自分だけ上がって申し訳ない気がする。棋士としては最高の一日だが、師匠としては複雑な気持ちだ」と話した。

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