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キーンさん「日本人以上に日本を楽しんでいた」 養子の誠己さん会見

ドナルド・キーンさんの養子で浄瑠璃三味線奏者のキーン誠己さん=4日、東京都内(本間英士撮影)
ドナルド・キーンさんの養子で浄瑠璃三味線奏者のキーン誠己さん=4日、東京都内(本間英士撮影)

 2月24日に96歳で死去した日本文学研究者、ドナルド・キーンさんの養子で浄瑠璃三味線奏者のキーン誠己(せいき)さん(68)が4日、東京都内で報道各社の取材に応じた。古浄瑠璃が縁となり、平成24年にキーンさんの養子となった誠己さんは、ときおり声を詰まらせながら「父は日本と、日本人が心から好きだった。われわれ日本人以上に日本を楽しんでおり、とても幸せな生涯だったと思います」と振り返った。

 誠己さんによると、キーンさんは一昨年の夏ごろから体調を崩しがちになった。「父は頭が良く、勘のいい人でした。繊細で心配りのある人でもありましたので、手紙や書類など身辺の整理をあらかじめしていました」

 昨年9月には意識を失い緊急入院。その後、持ち直したものの、今年2月に再び緊急入院し、同24日早朝に息を引き取った。「(キーンさんの表情は)安らかでした。苦しむことなく天国に召された、という印象でした」

 2人が初めて出会ったのは18年。古典芸能に精通しているキーンさんの対談の楽屋に、誠己さんが訪れたのがきっかけだった。以後、キーンさんとの交流を深めていき、24年に養子縁組をした。「最初会ったときは、まさか養子になるとは思わなかった。父は家族に飢えており、私を養子にすることで、日本人の家族ができたことをとても喜んでいました」

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