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【人語り】長野・東御「信州八重原竹紙工房」 高橋とし子さん 全て手作業 唯一無二の品

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 どの工程も気を抜けません。手をかければかけるほど、思い通りの竹紙になっていくのですから。出来上がった竹紙は、風合いや見た目が同じものは一つもありません。手作りならではの魅力でしょうか。

 竹の内側の繊維だけで紙を作ると、真っ白になるんです。混ぜる外側の分量が多くなるほど、茶系の色が濃くなり、繊維が浮き立つ仕上がりになります。竹の皮を入れて、もっと浮き立たせることもあります。

 竹紙作りに携わってから20年ほどたちました。飽きてしまっていやになった記憶はありません。コツコツとこなす作業がもともと好きなんです。竹の香りに包まれて作業をしていると、時の経過を忘れます。

 竹紙作家の数はそう多くありません。技を継承する若い人が出てきてほしいと念願しています。

 ■たかはし・としこ 昭和25年、長野県小諸市生まれ。小諸高卒。「信州東御市振興公社」前職員。「信州八重原竹紙工房」では、紙漉き体験教室を不定期で開催し、若い人や子供たちに竹紙の作り方を教えている。

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