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ソグド人?の金製装身具 民博と帝塚山大の調査団がシルクロードで発掘

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見つかった金製ハート形垂飾りなど(カフィル・カラ城調査団提供)
見つかった金製ハート形垂飾りなど(カフィル・カラ城調査団提供)

 8世紀初頭に焼失したウズベキスタンのシルクロード都市遺跡「カフィル・カラ城」で、シルクロード交易を担ったソグド人のものとみられる金製の装身具などが見つかり、国立民族学博物館(大阪府吹田市)と帝塚山大(奈良市)でつくる調査団が28日発表した。ソグド人の文化やシルクロードを通じた交流を知る貴重な発見という。

 装身具は王宮地区・玉座前の祭壇とみられる付近から約20点出土した。このうち、宝石が付いたハート形の装身具は縦約2センチ、横約3センチの金製で、ペンダントの一部とみられる。また、神とみられる顔が彫られた指輪飾りも見つかった。このほか、金箔(きんぱく)を貼った銀製飾りはアフガニスタン北部・シバルガン遺宝の金冠と似ており、藤ノ木古墳(斑鳩町)の金銅製冠との共通性もうかがえるという。

 遺跡は王の離宮とみる説が有力視されており、これまでに正倉院宝物の箜篌(くご、竪琴)や琵琶と似た楽器が描かれたゾロアスター教関連の浮き彫り板絵も見つかっている。

 調査団代表の宇野隆夫・帝塚山大客員教授は、「出土品はギリシャ文化や藤ノ木古墳のものとの共通性も見られる。シルクロード全体を知る手がかりとなりそうだ」と話している。

 2日午後1時から、帝塚山大の東生駒キャンパスで発掘成果学術報告会が行われる。参加申し込みは1日までに同大広報課(0742・48・9192)へ。

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