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旧水戸城大手門整備へ 鬼瓦、鯱瓦の記名会

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旧水戸城大手門に取り付けられる鯱瓦と出席者ら=27日午後、水戸市役所
旧水戸城大手門に取り付けられる鯱瓦と出席者ら=27日午後、水戸市役所

 旧水戸城大手門などの復旧、整備に充てる募金活動の「一枚瓦城主」として寄付をした企業関係者や市民らが27日、水戸市役所を訪れ、寄付した瓦に記名した。26日には同市内の中学生が栽培、販売したサツマイモの売上金を寄付するなど、9月に予定されている大手門の完成を待ちわびる市民らによる整備事業への協力が進んでいる。

 「一枚瓦城主」は、旧水戸城の大手門や二の丸角櫓(すみやぐら)などの復元に向けた募金活動。瓦を購入し、その瓦を寄付するという形で行われ、事業費の一部をまかなっている。

 27日は大手門の最上部に取り付ける100万円の鬼瓦を寄付した常陽銀行と茨城県信用組合の代表者と、50万円の鯱(しゃち)瓦を寄付した2人が出席。記名会に立ち会った高橋靖(やすし)市長は「寄付のおかげで整備事業に拍車がかかった。観光振興や子供らの成長のきっかけとなる場にしたい」と語った。

 記名会では同行の笹島律夫頭取と同信組の渡辺武理事長が緊張した面持ちで鬼瓦の裏に記名した。笹島頭取は「愛される大手門になってほしい」と話した。

 鯱瓦を寄付したのは水戸徳川家15代当主、徳川斉正氏と同市に住む前沢美子さん。前沢さんは歴史が好きで、観光振興に役立ててほしいとの思いから寄付をしたという。この日は前沢さんの夫の敏(さとし)さんが代理で出席し、徳川氏とともに鯱瓦に名前を書き入れた。

 大手門の工事は昨年9月に始まっており、鬼瓦と鯱瓦は5月上旬に取り付けられる予定。鬼瓦と鯱瓦は取り付けに先立ち、今月28日から同市役所1階ロビーで展示される。期間は3月6日まで(閉庁日の同2、3日は除く)。

 展示スペース横では、来年秋の完成を目指している二の丸角櫓の「一枚瓦城主」の募集も行われ、その場で瓦に記名することができる。同市歴史文化財課の担当者は「素晴らしい瓦を見てもらい、一人でも多くの方に『一枚瓦城主』に手を挙げてほしい」と呼びかけている。

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