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【ニュースの深層】駅の売店が無人 クリーニングにも広がるAI活用

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AI無人店舗について説明するサインポストの波川敏也さん=平成30年11月、東京都北区のJR赤羽駅(松崎翼撮影)
AI無人店舗について説明するサインポストの波川敏也さん=平成30年11月、東京都北区のJR赤羽駅(松崎翼撮影)

 外国人労働者の受け入れを目的とした改正出入国管理法が昨年12月に成立するなど深刻な人手不足が問題となるなか、職場で人工知能(AI)を活用しようという動きが強まっている。駅ではAI無人決済システムを取り入れた売店の実証実験や無人タクシーの走行実験が行われ、AIを活用した服の自動識別システムを導入したクリーニング店なども登場した。生産性の向上に向けた「切り札」となるか。(松崎翼)

100台のカメラで

 JR赤羽駅(東京都北区)の5、6番ホームに設置された無人店舗。飲料水や菓子、パンなど140種類の商品が並ぶ店内では、商品棚や天井などに設置された約100台のカメラが客の動きを捉え、客が手に取る商品を自動的に認識する。

 迷った末に商品を棚に戻すことも判別。客が選んだ商品をカバンに入れるなどした後、改札のような機械に「Suica」(スイカ)などの電子マネーをかざして精算を済ませると、レシートが出てきてゲートが開く仕組みだ。

 AIを活用したこの「スーパーワンダーレジ」は、昨年10月17日から導入され、12月14日まで実証実験が行われた。開発に携わったコンサルティング会社「サインポスト」の波川敏也さん(37)は「大きなトラブルもなく、(客の)反応も上々だった」と手応えを語る。

 こうした実験に踏み切る背景には、駅の売店を取り巻く厳しい環境がある。コンビニエンスストアとの競合もあり、売店の売り上げは減少し、採算性が厳しくなっている。さらに深刻な人手不足も加わり、売店営業が維持できなくなっており、人件費などを省けるAIに活路を見いだそうとしている。

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