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【老舗あり】仙台市青葉区 作並温泉「鷹泉閣 岩松旅館」 時代超えた癒やしの場

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岩風呂へと続く88段の階段が歴史を感じさせる
岩風呂へと続く88段の階段が歴史を感じさせる

 「古くから温泉は人々の心身の傷を癒やしてきた」。仙台市内を流れる広瀬川上流、せせらぎのすぐそばにある「鷹泉閣 岩松旅館」の代表取締役、岩松廣行さんは話す。山形県にもほど近い作並温泉は、同じく市内にある秋保温泉と並ぶ「仙台の奥座敷」と呼ばれる。時代を超え、人々の癒やしの場となってきた。

 作並温泉の起源は奈良時代。布教行脚の旅をした僧侶の行(ぎょう)基(き)が、渓流の響きとともに耳にしたブッポウソウ(仏法僧)のさえずりに誘われ渓谷に降り立ったところ、湧き出る温泉を発見したと伝えられてきた。

 奥州藤原氏討伐に向かう源頼(より)朝(とも)が作並に立ち寄った際、けがをした鷹(たか)が一羽、湯につかり傷を癒やして力強く羽ばたいていったのを目撃、自らもつかったところ、軍旅の疲れがすっかり取れ、兵士たちにも使わせたとの逸話もある。

 岩松旅館は寛政8(1796)年創業。岩松喜(き)惣(そう)治(じ)が、ときの仙台藩主の許可を得て山林を開拓し、温泉を開いた。その功績から「鷹乃湯」の名称を授けられ、これが屋号「鷹泉閣」の由来となった。旅館には正岡子規や土井晩(ばん)翠(すい)といった近代文学を彩った文化人も訪れたという。

 水墨画の世界

 かけ流しの100%天然温泉が自慢の岩松旅館。「作並の地の豊富な湯脈のたまもの」と岩松さんは語る。先人が知恵を結集させて、湯脈を守ってきた。「名湯は多くを語らない」が、岩松旅館のモットー。岩松さんは「入ればわかる本物の温泉」と胸を張る。

 広瀬川の渓流の音が聞こえる岩風呂から望む四季折々の景色も温泉に花を添える。「新緑と雪の季節が特に絶景です」と岩松さん。

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