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【フェルメール事典】第1部(7)「画中画(上)」絵の中の絵 読解ヒント

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ヨハネス・フェルメール《手紙を書く婦人と召使い》1670-1671年頃 アイルランド・ナショナル・ギャラリー アイルランド・ナショナル・ギャラリー Presented, Sir Alfred and Lady Beit, 1987 (Beit Collection) Photo (C) National Gallery of Ireland, Dublin NGI.4535
ヨハネス・フェルメール《手紙を書く婦人と召使い》1670-1671年頃 アイルランド・ナショナル・ギャラリー アイルランド・ナショナル・ギャラリー Presented, Sir Alfred and Lady Beit, 1987 (Beit Collection) Photo (C) National Gallery of Ireland, Dublin NGI.4535

 スペインの支配から独立し、市民による共和国を築いた17世紀のオランダでは、従来の王侯貴族や教会に代わって、市民が絵画の市場を支えた。

 市民が購入することで需要が増え、オランダで17世紀の間に制作された絵画は500万点とも1千万点ともいわれる。ほとんどの家庭が絵画を所有していたことから、室内を描いた当時の風俗画では壁に絵が飾られていることが多い。ハブリエル・メツーの『手紙を読む女』に描かれているように、作品保護のためにカーテンをかけることもあった。

 こうした絵画を「画中画」と呼ぶ。フェルメールなら『手紙を書く婦人と召使い』や『恋文』などの作品に見ることができる。描かれた内容が作品の意図を読み解くヒントになっていることも。画中画による暗示は、当時のオランダの絵画ではよく使われた手法だった。

     

 フェルメール作品に登場する装飾品や楽器、色などキーワードからその魅力を解き明かします。

 【ガイド】「フェルメール展」 大阪市立美術館(同市天王寺区)で5月12日まで。入館料は一般1800円など。問い合わせは06・4301・7285(大阪市総合コールセンターなにわコール)。3月18日までは月曜休館。

https://www.youtube.com/watch?v=bDza1LAnS7A

https://www.youtube.com/watch?v=HbFN5q8HukQ

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