PR

ライフ ライフ

「皇后さまの子守歌、多くの人に」ソプラノ歌手、鮫島有美子さん

Messenger
「天皇陛下御在位三十年記念式典」で、「おもひ子」を披露するハープ奏者の吉野直子さん(左)とソプラノ歌手の鮫島有美子さん=24日午後、国立劇場(川口良介撮影)
「天皇陛下御在位三十年記念式典」で、「おもひ子」を披露するハープ奏者の吉野直子さん(左)とソプラノ歌手の鮫島有美子さん=24日午後、国立劇場(川口良介撮影)

 政府主催の「天皇陛下ご在位30年記念式典」では、皇后さまが作曲された子守歌「おもひ子」がソプラノ歌手、鮫島有美子さん(67)により歌い上げられた。幼い皇太子さまの枕元で、皇后さまが歌われたメロディーは、天皇陛下が後押しされて楽譜となり、昭和44年に世に発表された。「次の時代も歌い継がれるように、多くの人に知ってもらえたら」。鮫島さんの願いを乗せた歌声が、式典に花を添えた。

 平成28年10月、国賓として来日したベルギー国王夫妻が両陛下を招いて開催した答礼コンサートのアンコールで「おもひ子」が演奏された。「皇太子を育てていたころに、授かるようにして心に宿った曲でした」。宮内庁関係者によると、演奏を聴いた皇后さまは奏者の一人に、そう述べられたという。

 皇后さまが明治、大正期の詩人、宮崎湖処子(こしょし)の詩「おもひ子」をごらんになったのは、皇太子さまのご誕生後に届いた母子愛育会の機関紙がきっかけ。美しい詩情に心を寄せた皇后さまが、皇太子さまの枕元で口ずさまれるうちにメロディーが形作られていった。

 母子愛育会からの願い出を受け、陛下が楽譜制作を皇后さまに勧められて生まれた“皇后さまの子守歌”。29年に「おもひ子」がCD化された際も歌唱を担当した鮫島さんは「舞台では両陛下の30年を思い、涙がこみ上げてきた。皇位を継がれる皇太子さまのために作られた曲を、これからも大切に歌い続けていきたい」と話した。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ