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日本は世界最低レベルの臓器提供 海外移植に問題も

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門田守人氏(古厩正樹撮影)
門田守人氏(古厩正樹撮影)

 「元気で人懐っこい娘で、太陽のように輝く存在でした。家族として出したこの臓器提供という結論に責任を持ち、一生共に生きていきます」。山形県内の病院で今月21日、低酸素性脳症により脳死と判定された6歳未満の女児の家族はこうコメントした。

 心臓や肺、肝臓、膵臓(すいぞう)、腎臓を、各地で移植を待つ患者に提供。このうち岡山大病院は23日、肺が硬くなって縮んで働かなくなり呼吸困難などを来す特発性間質性肺炎の10歳未満の女児に対し、同病院で100例目となる脳死肺移植を実施し、成功したと明らかにした。

 平成22年に臓器移植法が改正され、15歳未満の子供もドナーになれるが、6歳未満の児童は今回で11例目と、ごくまれだ。

 日本臓器移植ネットワークによると、約20年間の臓器提供者は22日現在、計584人。改正法以降でも年間100人に届かない。移植を待つ患者は1万3530人いる(1月末現在)。米国では年8千~9千人のドナーがおり、人口比でみれば日本は1位のスペインの50分の1以下で、世界最低レベルだ。

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