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低すぎる「提灯殺しのガード」見納め…東京・高輪、高さ制限1・5メートル

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提灯殺しのガード。身をかがめながら通行する人も=14日、港区(久保まりな撮影)
提灯殺しのガード。身をかがめながら通行する人も=14日、港区(久保まりな撮影)

 タクシー運転手から「提灯(ちょうちん)殺し」と呼ばれ、車道の高さが極端に低い東京都港区高輪の線路下のガード「高輪橋架道橋」が姿を消すことになった。道路の制限高は1・5メートルで、屋根に掲げられたタクシーの表示灯「提灯」が天井にあたり、壊れたことからこの異名が付いた。JR山手線新駅開設に伴う一帯の再開発によって、年内には通行止めになる可能性が高いという。(久保まりな)

 頭上で轟音、身をかがめ…

 都営地下鉄泉岳寺駅に近い高輪橋架道橋は、JRの東海道新幹線や山手線などの線路区域の下を通る、港区高輪地区と港南地区を結ぶ長さ約230メートルの道路。付近にはこの線路区域を横切る道路が少ないことから、頻繁に一般車両やタクシーが通る。一般車両がぎりぎり通行できる高さで、歩行者も電車の轟音(ごうおん)を頭上で受けながら、身をかがめて通行する。

 タクシーの表示灯が天井に当たりそうなことから、付いた異名は「提灯殺し」。昔より表示灯が小さくなったため、現在はほとんどのタクシーが通行可能。しかし、一部の会社は車高の高いタクシーを有しており、そうした車両には通行不可を知らせるステッカーが貼られている。あるタクシー会社は、「都内で通れないタクシーがあるのは、この道路ぐらいです」と話す。

 港区芝浦港南地区総合支所まちづくり課によると、同架道橋の実際の高さは、1・66メートルから1・95メートル。歴史は古く、明治5年に新橋-横浜間に鉄道が初めて開通した際に水路としてできた。その後、埋め立てなどが進み、大正時代には人が通れる道路になった。

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