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国民的感動から8年 はやぶさ2、因縁の着地に挑む

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初代はやぶさのカプセルの回収作業=平成22年、オーストラリア・ウーメラ砂漠(JAXA提供)
初代はやぶさのカプセルの回収作業=平成22年、オーストラリア・ウーメラ砂漠(JAXA提供)

 探査機「はやぶさ2」が22日午前8時ごろ、地球から約3億4千万キロ離れた小惑星「リュウグウ」に着地する。兄貴分に当たる初代はやぶさは世界で初めて小惑星の物質を携え、満身創痍(そうい)で帰還した姿が大きな感動を呼んだ。ただ、予定通りの着地はできておらず、雪辱を期しての挑戦となる。

 はやぶさは平成15年5月、小惑星「イトカワ」に向け地球を出発した。直後に機体を加速するイオンエンジン4基のうち1基の不具合が判明。フレアと呼ばれる太陽表面の爆発にも見舞われ、太陽電池パネルの発電量が低下した。

 17年には3基ある姿勢制御装置のうち1基が故障した。9月にイトカワに到着したが、翌月にはもう1基が故障。そこで宇宙航空研究開発機構(JAXA)のチームは、姿勢を制御するための化学エンジンを噴射して乗り切った。

 着地は11月に2回試みたが、1回目は降下中に障害物を検知したため中止。機体は化学エンジンの逆噴射で上昇するはずだったが、姿勢が傾いてエンジンの停止機能が作動。上昇できず地表で2回バウンドした後、太陽光を浴びて高温となった危険な地表に30分以上も不時着した。

 イトカワからの出発時期が迫る中、チームは着地の中止条件を緩和して2回目の着地を敢行。今度は成功し喜びに沸いたが翌月、物質を採取するための弾丸が不発だったことが判明した。コンピューターのプログラムミスが原因だった。

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