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曹洞宗と臨済宗「個別に記載を」 教科書会社に要請

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臨済宗建仁寺派の総本山建仁寺=京都市東山区
臨済宗建仁寺派の総本山建仁寺=京都市東山区

 建仁寺派や南禅寺派など臨済宗14派と黄檗(おうばく)宗からなる臨済宗黄檗宗連合各派合議所(京都市中京区)と曹洞(そうとう)宗宗務庁(東京都港区)は21日、教科書会社5社に対し、中学校の歴史教科書で両宗派を「禅宗」とひとくくりにせず各宗派名で記載するよう要望する文書を送付したと発表した。

 要望書では、浄土宗や浄土真宗、日蓮宗など鎌倉新仏教6宗派のうち4宗派は宗祖と宗派名が記載されているのに、臨済宗と曹洞宗だけが「禅宗」と表記されていると指摘。鎌倉や京都などの都市部を中心に布教した臨済宗と、地方を中心に展開した曹洞宗では教義や文化形成などが異なり、ひとまとめにするのは不適切だとしている。

 曹洞宗宗務庁が平成30年4月、文化庁編纂(へんさん)の「宗教年鑑」に同様の要望をしたところ、同年版から個別に宗派を記載するようになったことから、臨済宗と連名で教科書会社に申し入れることにした。同宗務庁の担当者は「禅宗は宗派ではなくジャンル。座禅や精進料理をイメージしているのだろうが、正しく表記してほしい」と話している。

 道元を宗祖とする曹洞宗は、全国に1万4500カ所の寺と約2万5千人の僧侶を擁する日本最大の伝統仏教教団。栄西(ようさい)が宗祖の臨済宗は6200の寺と約5千人の僧侶を擁する。

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