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「被災者支援が多様化」 日本赤十字が振り返る平成 企画展も開催

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災害時に使う救護用炊飯器の説明をする日本赤十字社職員(左)=19日、港区(久保まりな撮影)
災害時に使う救護用炊飯器の説明をする日本赤十字社職員(左)=19日、港区(久保まりな撮影)

 地震や台風など災害が多発した平成の30年余りを振り返る展示「平成の災害と赤十字」が19日、港区芝大門の日本赤十字社で始まった。同日はオープニングイベントとして同社職員らが被災者支援のあり方などについて基調講演した。

 講演では、東日本大震災などで救護活動の経験がある同社の救護・福祉部次長の白土(しらつち)直樹氏が、平成について、「被災者ニーズへの対応が高度化・多様化した時代だった」と総括。命を救うだけの救護から、心のケアや避難環境の改善が必要とされるようになったとした。その上で、「今後は一人一人に合った支援が必要になる」とし、行政や地域住民、ボランティア団体などが普段から連携することが大事だと述べた。

 神戸市の防災学習施設「人と防災未来センター」の主任研究員、菅野拓氏も講演し、被災者の生活再建には、個人に合った多様な支援メニューが必要と指摘。「誰も取り残されることのない社会になってほしい」と訴えた。

 一方、企画展では、雲仙普賢岳噴火(3年)や阪神大震災(7年)、新潟県中越地震(16年)、東日本大震災(23年)など平成に起きた数々の災害を紹介。避難所で使える段ボールベッドや、災害救護用の炊飯器なども展示している。

 訪れた大学1年、早川佳吾さん(20)は、「災害は、人ごとではなく自分事としてとらえないといけないと思った」と話した。展示は3月29日まで、平日午前9時半から午後5時。入場無料。

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