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直木孝次郎さん死去 古代史研究で指導的役割

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インタビューに答える直木孝次郎さん=2016年1月、奈良市
インタビューに答える直木孝次郎さん=2016年1月、奈良市

 日本古代史研究で指導的役割を果たした大阪市立大名誉教授の直木孝次郎(なおき・こうじろう)さんが2日、老衰のため奈良市の病院で死去した。100歳。神戸市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は長女、東野美穂子(とうの・みほこ)さん。

 大阪市立大教授、岡山大教授などを歴任。文献を中心にした律令国家成立過程の研究で知られ、高松塚古墳の被葬者を天武天皇の皇子である忍壁(おさかべ)皇子と早くから推論したほか、邪馬台国論争にも言及した。

 万葉集ゆかりの地の開発差し止めを求めた和歌山市の「和歌浦訴訟」や、難波宮(大阪市)の保存運動も率いるなど戦後の古代史研究の指導的役割を果たした。

 著書に「日本古代国家の構造」「日本古代の氏族と天皇」など。また歌人としても知られ、昭和62年の歌会始の召人(めしうど)にも選ばれた。

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