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貴重なチョウ標本展示 鳥取県立博物館

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ウスイロヒョウモンモドキの展示(鳥取県立博物館提供)
ウスイロヒョウモンモドキの展示(鳥取県立博物館提供)

 ウスイロヒョウモンモドキなど絶滅危惧種を含む貴重なチョウの標本を並べた「井堂氏寄贈チョウ類コレクション」の展示が、鳥取市の県立博物館で開催されている。4月3日まで。

 埼玉県在住のチョウコレクター、井堂雅澄(いどう・ますみ)さんは平成29年、大山で昭和36年頃に採集したものを含めチョウの標本608点を同館に寄贈した。展示では、井堂コレクション255点と同館所蔵のチョウの計279点を紹介している。

 県内には、日本で記録されたチョウ245種の約半数が生息。井堂さんが大山で採集したチョウには、現在では絶滅のおそれのある野生動物の種を示す「レッドリスト(環境省)」入りのウスイロヒョウモンモドキ(絶滅危惧IA類)、ヒメヒカゲ(絶滅危惧IB類)、ヒメシジミ(準絶滅危惧)が含まれる。

 こうしたチョウの展示により、60年前は普通に生息していたチョウが絶滅危惧種となった要因を探り、チョウを取り巻く環境に関して問題提起している。

 同館の鶴智之・昆虫標本専門員によると、チョウは人が牧草を育てた山地の草原に主に生息したため、リゾート開発や牧草の輸入などで生息地が失われ、激減したと考えられる。今回の展示で「過疎化で手つかずになった里山など生き物の生息環境をどう守るかを考えるきっかけになれば」と期待している。

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