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せっけんに地域の魅力 元養護教諭が事業化

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 花や木の優しい香り、ふわふわの泡-。東日本大震災を機に、東京から岡山県真庭市に移住した山形彩子さん(42)が作るせっけんが人気だ。湧き水や周辺地域で育つ植物を素材にして事業化に成功。養護教諭時代、保健室で肌に敏感な子供たちの悩みを聞いてきた経験から「自然由来のこの土地ならではのもの」を手掛けている。

 真庭市に広がる蒜山高原のラベンダーやヤマブドウ、クロモジ、地元酒蔵の酒かす…。せっけんは7種類あり、一番の人気は島根県のバラを使った「奥出雲ローズ」。岡山県産のヒノキの精油が入った「ひのき麻炭」は男性のファンも多い。

 原点は15年勤めた都立校の保健室で聞いたアトピーに悩む子供たちの声だ。当時からせっけんを研究し、生徒や保護者に伝えていた。

 平成23年の東日本大震災で都会での生活を見つめ直し真庭市に移住。ここで、自然豊かな土地、せっけんに適した軟水の湧き水に引かれ、せっけんの製造を決意したという。

 薬草の生産者や精油のメーカーとつながり、29年にジャスミンの一種から名を取り、株式会社「MATSURIKA」を設立。化粧品製造業の許可も取った。主にインターネットで販売し、宣伝にはブログや会員制交流サイト(SNS)を活用する。全国から注文が相次ぎ、半数以上がリピーターだという。

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