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虐待情報、児相と警察で「全件共有を」 NPOが厚労省に要望書

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 千葉県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅浴室で死亡し、傷害容疑で両親が逮捕された事件を受け、児童虐待防止に取り組むNPO法人「シンクキッズ」(東京)は12日、児童相談所(児相)と警察など関係機関が虐待情報の「全件共有」を図るよう求める要望書を厚生労働省に提出した。

 千葉県内の児相は現在、県警との間で、必要に応じた虐待情報の共有にとどまっている。

 同団体は千葉をはじめ、各地で多発する子供の虐待死は「児相が甘すぎる判断で案件を抱え込み、警察との情報共有を拒否することが原因」と指摘。児相の業務実態を外部から可視化し、保護者からの不当な圧力を排除していくためにも「警察など外部機関と情報の全件共有を図っていくことが急務だ」としている。

 この日、厚労省で記者会見を開いた同団体代表理事の後藤啓二弁護士は、「子供が『親に殴られた』と言っても、親が拒否すれば児相が『虐待でない』と判断し、対応を打ち切るケースが多発している。こうした状況の背景には、親に逆らって怒られたくないという児相の保身があり、他機関に知らせることもなく子供を平気で危険にさらしている」と厳しく批判。「子供の安全を関係機関で見守っていくためには、予めの情報共有が不可欠。関係機関で経過を含めた全件の情報共有を図り、危険な兆候があれば、警察がただちに家庭訪問を行う体制を整えなければ、子供の虐待死は今後も引き起こされる」と警鐘を鳴らしている。

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