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【老舗あり】群馬県みなかみ町 宝川温泉「汪泉閣」

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汪泉閣の露天風呂「子宝の湯」で米国人がくつろいでいた
汪泉閣の露天風呂「子宝の湯」で米国人がくつろいでいた

 群馬県北部・みなかみ町藤原の険しい山に囲まれた豪雪地帯にある宝川温泉。昼過ぎには太陽が山嶺に沈む谷底で、清流の宝川と豊富な温泉を生かした露天風呂に海外からの旅行客を呼び込むのに成功し、宿泊者の約半分が外国人を占める温泉宿が「汪(おう)泉(せん)閣(かく)」だ。

英語HPを作り

 営業開始は大正12(1923)年。林業を営んでいた初代社長の小野喜與三(きよぞう)氏が、宝川の岸辺に湧き出し、「白鷹の湯」と古くから呼ばれていた温泉に宿を建てた。

 戦後の昭和20年代後半からダム工事が始まり、道が整備され、電気が通ると宿泊客が順調に増加。30年に本館を、43年には東館を建設した。

 自慢の露天風呂は、毎分1800リットルの豊富な源泉掛け流しの「般若(はんにゃ)の湯」と「摩訶(まか)の湯」、約200畳の広さの「子宝の湯」、女性専用の「摩耶(まや)の湯」の4カ所だ。

 「温泉ブーム」が60年頃に巻き起こると、日帰り客が連日1千人にも達し、狭い山道は車で大渋滞。露天風呂は芋洗い状態になった。しかし、ブームが去ると宿泊客は激減。ただでさえ客足の落ちる冬の平日は1組しか来ない日もあり、宿は危機を迎えた。

 そこで、4代目社長の小野与志雄さん(54)は「日本人だけではなく、外国人も呼び込もう」と提案。まずは英語が堪能な社員に、英語でホームページを作らせた。それを見て訪れた外国人客が露天風呂で写した写真はSNS(会員制交流サイト)映えし、口コミで客足が増えてきた。

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