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【児童書】『「野生のロボット」』ピーター・ブラウン作・絵、前沢明枝訳

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『野生のロボット』ピーター・ブラウン作・絵、前沢明枝訳(福音館書店・1900円+税)
『野生のロボット』ピーター・ブラウン作・絵、前沢明枝訳(福音館書店・1900円+税)

 ■動物たちとサバイバル

 遭難した貨物船から流れ出した荷箱がひとつ、無人島に流れ着く。好奇心旺盛なラッコの前足がたまたま起動スイッチにふれて、箱の中に入っていた新品のロボットが目を開ける。

 〈こんにちは、ラッコのみなさん。わたしの名前はロズです〉

 ロズには、指示を出す人間がいない。記憶もない。もともといるはずじゃない場所だということもわからない。ただ、生き残ろうとするプログラムが組み込まれていた。

 過酷な自然の中で、ロボットは生きられるのか。ロズは自然界の様子と野生動物の行動をじっくり観察して、サバイバル術を学ぶ。最初はロズを怪物よばわりして冷ややかに接していた動物たちとも、ある出来事をきっかけに、親しくなっていく。なんとロボットがママに!? しかしある日、飛行船が無人島に飛んできて…。

 感情のないロボットという視点が効いている。友情や家族の大切さ、生きることの意味まで、そっと、でもしっかりと伝えてくる。(福音館書店・1900円+税)(篠原知存)

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