PR

ライフ ライフ

【原坂一郎の子育て相談】人の物を持ち帰る7歳の孫

Messenger
写真はイメージ
写真はイメージ

相談

 7歳の孫娘が先月、見慣れない消しゴムや鉛筆を持ち帰ってきました。そのつど「もらった」と母親(私の娘)に見せたそうですが、あとになって、もらったのではないことがわかり、娘は孫を注意しました。しかし、ゲームや消しゴムを持ち帰えることをやめず、善悪がわからないのかと娘はショックを受けています。孫は幼稚園までは東京、小学校入学時に転勤で新しい土地へ移り、10月に再度転勤で現在の地へ移りました。娘は、今までもあったのに、自分が気付かなかっただけかもしれないと、自信をなくしています。

回答

 あなたやあなたの娘さんのご心配はよく分かります。もしや以前からあったのでは、とのことですが、もしそうならばお孫さんのこと、そのときもわざわざ見せていたはずです。見せるということは、一見罪の意識がないように見えますが、本当に善悪が分からないのだったなら、もっと高価なものも持ち帰っているはずです。ここはひとつ「罪」や「善悪」という言葉は使わず、お孫さんの心に寄り添った解決策を見いだしませんか?

 半年で2回の転校は彼女にはかなりのストレスだったはずです。学期途中の転校はなおさらです。過度のストレスがあったとき、子供は、爪かみ、せき払い、鼻ほじりといった「チック症」が現れたりします。今回の持ち帰りはそんな症状の一環のような気がします。育て方が悪かったわけではないので、娘さんは、お孫さんもご自身も責めないようにしてください。今からでもいいので、表に出ないお孫さんの心の中をしっかり見つめ、それに寄り添うような関わり方をしてほしいと思います。もしお孫さんを注意する場合は「さらっと何気なく」の方が、効果がありますよ。(原坂一郎=こどもコンサルタント)

 原坂一郎 23年間の保育士勤務を経て平成16年から、こどもコンサルタントとして研究・執筆・講演を行なう。日本笑い学会理事。自他共に認める怪獣博士

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ