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見守りの家調査、避難時間は散歩で 小学生「ぼうさい探検隊」表彰式

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遊びながら避難路を確認できる「すごろくマップ」を囲む子供と地域の人たち(東海小提供)
遊びながら避難路を確認できる「すごろくマップ」を囲む子供と地域の人たち(東海小提供)

 小学生が自分の町を歩いて、防災、防犯について気づいたことを地図にまとめる「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」の表彰式が1月26日、東京都内で開かれた。「ブロック塀は安全?」「遊びながら避難路を確かめよう」-。未来の“防災リーダー”たちは、何に危険を感じ、どんな工夫をしたのだろう。(牛田久美)

ブロック塀を点検

 「大阪北部地震で、ブロック塀が倒れて小4女児が亡くなった。僕たちの通学路は安全か調べてみた」。消防庁長官賞を贈られた高知県本山町立吉野小の高石鉄心君(12)ら5人は、鉄筋探知機を使って町のブロック塀に鉄筋が入っているか調べた。「1メートル20センチの塀が倒れたら小道は通れない」「車いすが通るにはギリギリ」などを図示。火災に備え、消火栓と塀の位置なども丹念に調べた。

 ぼうさい探検隊は「日本損害保険協会」が平成16年から開催している。総合学習や生活科の授業へ導入され、東日本大震災後は毎年2千作を超す応募がある。

 15年間で参加児童は18万5468人。児童が“発見”した急階段や川べりなどの危険な場所には、手すりや柵が設置されて地域の高齢者に喜ばれるなど、改善報告も寄せられている。

 新学習指導要領の安全教育の全面実施(32年度)へ向け、移行期の今年度は2865作が寄せられた。学童クラブや子供会など学校以外の参加も増えている。

80以上の商店を訪問

 地域の特色ある作品に贈る「未来へのまちづくり賞」は、那覇市立城東小の6年生7人が受賞。6年続けて制作し、最終学年の今年度は、児童の安全を見守ってくれる82の商店、郵便局など「城東っ子の家」をごみ拾いをしながら訪問。手作りの感謝状を贈った。

 その過程で、城東っ子の家が56へ「げき減」したことが判明。少ない地域をマップで伝え、各店の営業時間や沖縄県警の資料を調べ、登下校の時間帯に注意が必要だとグラフで示した。

 マップに記した感想は「道路拡張工事で城東っ子の家が減った」「ごみが多かった」「守られている感かくになった」「新しく参加してくれそうな店を見つけた」-。山田梓莉さん(12)は「大変だったけど、地域の人が優しくてうれしかった」と話した。

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