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【日本再発見 たびを楽しむ】経済効果1億円 町おこしのお手本~映画・ドラマのロケ地(静岡県小山町)

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「日本統一24」の旧和田邸での一場面。〝Vシネマの帝王〟の異名をもつ小沢仁志(左)と本宮泰風(販売:オールインエンタテインメント)
「日本統一24」の旧和田邸での一場面。〝Vシネマの帝王〟の異名をもつ小沢仁志(左)と本宮泰風(販売:オールインエンタテインメント)

 富士山をはじめ豊かな自然に恵まれ、平安期の武将・源頼光に仕えた坂田公時(さかたのきんとき)がモデルとされる伝説の力持ち「金太郎」ゆかりの地としても知られる静岡県小山町。最近、ふるさと納税制度の返礼品をめぐり話題となったが、実は、映画やドラマのロケ地としては高い知名度を誇る。

 ロケを町全体で積極的に誘致しており、年間約150作品ものロケをこなしている。ロケ誘致の先頭に立つのはNPO法人小山町フィルムコミッション(FC)。FCはロケ地の選定、弁当などのケータリング、エキストラの確保なども代行し、金融機関の研修センターを改修した「フィルムファクトリー」を撮影拠点にしている。

 急なロケ依頼にも臨機応変に対応する姿勢が評価され、飲食店や商店街とも協力し町内の公営施設のほとんどで撮影が可能だ。平成13年からロケ誘致に取り組み、27年度の経済効果は1億円を超えた。まさしく、花形ロケ地といえる。

 特に、現在改修工事中の登録有形文化財「旧和田邸」(豊門会館)は、映画「博士の愛した数式」など数々の作品のロケが行われ、エンタメファンの間ではよく知られている。もともと紡績業で成功した和田豊治氏の東京・向島にあった自邸で大正末期に小山町に移築された。入り母屋造りの和館に洋館が付属した近代和風建築の傑作で、Vシネマの人気シリーズ「日本統一」の舞台として作品に頻繁に登場している。

 FCの深沢高治理事長は「最近は御殿場市など近隣自治体にもロケ誘致の動きが広がってきた。(富士山麓の)エリア全体でさらに盛り上げていきたい」と話す。まさに、町おこしのお手本といえそうだ。

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