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160曲習得した幼稚園児が創立70周年記念コンサート

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「創立70周年記念コンサート」に向け、童謡・唱歌の練習に励む園児たち。先生の動きをまねながら歌詞を覚えている=泉佐野市の安松幼稚園(谷田智恒撮影)
「創立70周年記念コンサート」に向け、童謡・唱歌の練習に励む園児たち。先生の動きをまねながら歌詞を覚えている=泉佐野市の安松幼稚園(谷田智恒撮影)

 音楽教育に力を入れている大阪府泉佐野市の安松幼稚園が9日、「創立70周年記念コンサート~伝えよう 誇り高き日本の文化」を同市の泉の森ホールで開催する。同園では独自の教育法で童謡=童歌(わらべうた)=や唱歌を園児らに教えており、3年間で160曲も習得させている。美しい日本語を元気いっぱいに歌いあげようと、園児らは熱の入った練習を続けている。(谷田智恒)

 「子供たちは良い物を身近に置いておくと、勝手に吸収していく。目と耳で覚えた美しい日本語は、子供たちの豊かな心をも育んでいる」

 大きな声で練習を重ねる園児の姿に、安井俊明理事長(69)は目を細めた。

 同園は歌を通じて日本文化を次世代に伝えるため、平成16年から定期的にコンサートを開催している。「日本の風土、美しさを表現する詩歌に触れさせることで、子供たちの感性も育つ」として、童謡と唱歌を題材に選んだ。

 元高校の数学教師だった安井理事長は、大阪教育大学付属天王寺高校時代の同僚音楽教師、諸石孝文さん(60)の助言を受けて独自の教育法を開発。「教育の原点は、良い手本をまねさせること」と先生たちのまねをしながら、園児たちに歌の習得を進めている。

 例えば、「われは海の子」で「磯」という歌詞が出てきた場合には、先生が砂浜の写真を見せて「読み方は『いそ』。波が来る砂浜のこと」と園児たちに説明。その後も、歌詞カードを見ながら先生のまねをしているうちに園児たちは自然に歌詞を覚えていくという。

 コンサートでは、5歳の年長児95人と母親らでつくるお母さんコーラスのほか、オペラ歌手の花篤(けいとく)孝子さんらプロの音楽家も出演。四季の歌や森山直太朗さんの「さくら」、いきものがかり「YELL」など32曲を披露する。安井理事長は「歌の指導を通じ、今後も日本の文化を伝えていくという原点にも踏み込んでいきたい」と話している。

 午後2時開演。入場料は大人1600円、小学生以下800円。問い合わせは同園(072・466・1828)。

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