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小山田古墳、飛鳥時代最大と判明 蘇我蝦夷も被葬者候補に

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 舒明(じょめい)天皇の初葬墓とされる奈良県明日香村の小山田(こやまだ)古墳(7世紀中頃)で、墳丘西端部が初めて確認され、橿原考古学研究所が31日、発表した。これまでの調査で約70メートルと想定されていた墳丘の東西幅は、80メートルを超えることが判明。全国最大級で、飛鳥時代最大の方墳であることが確実となった。

 今回の調査では、墳丘西端部のテラスと、地表下3メートル付近から約50度の傾斜がついた斜面を初めて確認。室生安山岩などの石材も大量に出土し、西側斜面も北側と同じく石材で覆われていたことが分かった。

 古墳は約72メートルの北辺に比べ、南辺がやや長い台形とみられる。墳丘中心線から調査地までの距離は39・7メートルで、左右対称と考えると全長79・4メートル。これに墳丘を覆う石材の幅1・4メートルを含めると、80メートルを超えるという。

 規模は同県橿原市の桝山古墳(一辺約90メートル)に迫り、飛鳥時代で最大とされていた千葉県栄町の龍角寺(りゅうかくじ)岩屋古墳(同約78メートル)を上回ることが確実となった。

 橿考研は当初、小山田古墳を舒明天皇の初葬墓としていたが、岡林孝作調査部長はこの日の記者会見で、「所内でもさまざまな議論がある」と言及。蘇我蝦夷(えみし)も被葬者の可能性があるとの見解を初めて示した。

 一方、舒明天皇の初葬墓とみる菅谷文則所長は「石舞台古墳よりも大きく、舒明天皇の初葬墓にふさわしい」としている。

 現地説明会は3日午前10時~午後3時。当日の問い合わせは090・3272・1964。

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