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【ふるさと 老舗あり】札幌市豊平区 ほんま 未来つなぐ月寒あんぱん

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こしあんいりの月寒あんぱん、創業当時の一回り大きい復刻版を手にする「ほんま」の本間幹英社長。笑顔もあんぱんのようにやわらかい=札幌市の月寒あんぱん本舗総本店(杉浦美香撮影)
こしあんいりの月寒あんぱん、創業当時の一回り大きい復刻版を手にする「ほんま」の本間幹英社長。笑顔もあんぱんのようにやわらかい=札幌市の月寒あんぱん本舗総本店(杉浦美香撮影)

 札幌市豊平区月寒(つきさむ)で生まれ、113年の時を超えて作り続けられているあんぱんがある。その名も、地名がついた「月寒あんぱん」。株式会社「ほんま」が守ってきた。周囲には、「アンパン道路」と呼ばれる名称の道もあり、その味とともに道民に親しまれている。

 想像でつくられた

 あんぱんというがその形はユニークだ。一見、月餅に近い。こんがり焼かれた薄皮に包まれてこしあんがぎっしり詰まっている。

 明治7(1874)年、東京・木村屋(現・木村屋総本店)の「桜あんぱん」の評判を知り、旧陸軍第7師団歩兵第25連隊内で菓子販売を行っていた大沼甚三郎氏が作り上げた。その製法を伝授されたのが「ほんま」初代の本間与三郎氏。同39年に月寒村で創業した。

 「想像でつくられたのが月寒あんぱん。当時の資料はほとんど残っていないのが残念です」と、5代目となる本間幹英(みきふさ)社長(48)。

 豊平地区にあった町役場が月寒に移転したため、不便になった平岸地区の人が役場の連絡道となる新しい道路を要望したところ、歩兵第25連隊が応えてくれ国道36号の月寒中央7丁目~同453号の平岸小学校まで全長2・6キロを同44年、約4カ月で造りあげた。

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