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高次脳機能障害の当事者らが講演会 2月2日に東大阪で

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「高次脳機能障害への理解を広めたい」と話す松永裕介さん=東大阪市
「高次脳機能障害への理解を広めたい」と話す松永裕介さん=東大阪市

 交通事故や病気などの後遺症で生じる高次脳機能障害の当事者グループが2月2日午後1時半から、専門家を招いて障害について学ぶ講演会「見えない障がいを理解するために」を大阪商業大学(大阪府東大阪市)内のユニバーシティホール蒼天で開く。グループ代表の松永裕介さん(35)は「当事者はもちろん、家族や健常者にも障害のことを知ってもらいたい」と参加を呼びかけている。

 高次脳機能障害は記憶力や注意力、判断力の低下などさまざまな症状がある。外見からは分かりづらいことから周囲に理解されず、家庭や職場で孤立する患者も多いといい、悩んでいる当事者らに生きるヒントを得てほしいと企画した。

 松永さん自身は、大阪芸術大生だった20歳のときに脳梗塞で倒れ、右半身のまひはリハビリで改善したものの、記憶障害や軽度の言語障害が残った。これまでアルバイトや正社員として複数の職場で働いたが、上司や同僚の指示を忘れてしまうことがたびたびあった。メモをしても、メモしたことを忘れてしまう。「高次脳機能障害の症状だ」と説明しても、「言い訳するな」と叱責された。

 当事者にしか分からない悩みやつらさについて話せる場を作りたいと、平成23年に「東大阪高次脳機能障がい当事者会え~わの会」を設立。月に1回のペースで茶話会やバーベキュー、日帰り遠足などを企画し仲間作りに取り組んでいる。

 同時に力を入れてきたのが専門家を招いた講演会の開催。自らが障害について知り、症状への対処法を学ぶことで、少しでも生活しやすくなってほしいとの思いからだ。7回目となる今回は、リハビリの専門家で多くの高次脳機能障害者を診察してきた橋本圭司医師(はしもとクリニック経堂院長)が「高次脳機能障害との上手な付き合い方」と題して話すほか、当事者らが本音を語る。

 松永さんは「以前は『なんでオレが』『いつ死のうか』と思っていたが、今は結構前向きに生きている。当事者には障害と向き合うコツをつかんでもらいたい。一般の人にも障害への理解を深めてほしい」と話している。

 参加無料。問い合わせは八尾はぁとふる病院(平日、072・999・6381)。

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