千葉大の医学部などが入る亥鼻キャンパス=千葉市中央区(林修太郎撮影)
千葉大は、平成32年度以降に入学する全ての学部学生と大学院生を対象に、海外留学を原則として必修にすると発表した。海外留学の必修化は珍しく、国立の総合大学では初めてとみられる。
28年に開設した国際教養学部で卒業までに少なくとも1回の留学を義務付け実績を上げていることもあり、グローバルな人材を育成するため必修化を全学に拡大することを決めた。
期間は最長約2カ月間で、留学先の授業料は千葉大が負担。渡航や宿泊などの費用の一部は奨学金を活用できるようにするという。