PR

ライフ ライフ

【児童書】『フェルメール この一瞬の光を永遠に』 「光の魔術師」の半生描く

Messenger
キアーラ・ロッサーニ文、アンドレア・アレマンノ絵、結城昌子監訳「フェルメール この一瞬の光を永遠に」(西村書店)
キアーラ・ロッサーニ文、アンドレア・アレマンノ絵、結城昌子監訳「フェルメール この一瞬の光を永遠に」(西村書店)

 「牛乳を注ぐ女」に「真珠の耳飾りの少女」「デルフトの眺望」-。17世紀のオランダの画家、フェルメールがこれらの代表作をどのような経緯で描いたのかを、ストーリー仕立てでつづった絵本。

 特徴的な柔らかい光の描写から「光の魔術師」とも呼ばれるフェルメール。その半生は謎に包まれているが、本書では彼が画家を志したきっかけや、作品にかける情熱などが想像力豊かに描かれている。

 美しい故郷の街、愛する妻と子供たち、そこに偶然降り注いだ光の粒…。一瞬の美しさをかけがえのないものとして、絵の中に残そうとしたフェルメールの切実な思いが伝わってくるようだ。担当編集者の西村安曇さんは「フェルメールがなぜ、あれほど光や色にこだわったのかがよく伝わる一冊」と語る。

 推奨年齢は小学校中学年以上を想定しており、子供が絵画に触れるきっかけ作りにもってこい。大人が読んでも興味深く、東京・上野で開催中の「フェルメール展」をより一層楽しめそうだ。(キアーラ・ロッサーニ文、アンドレア・アレマンノ絵、結城昌子監訳/西村書店・1800円+税)

 本間英士

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ