PR

ライフ ライフ

JR水戸線開業130周年 若手職員の情熱でイベント

Messenger
JR水戸線の開業130周年記念イベントを企画した下館駅員の増田佳樹さん(左)と同駅の冨田保男駅長=15日午後、同駅(丸山将撮影)
JR水戸線の開業130周年記念イベントを企画した下館駅員の増田佳樹さん(左)と同駅の冨田保男駅長=15日午後、同駅(丸山将撮影)

 JR水戸線が16日、開業130周年を迎え、下館駅=茨城県筑西(ちくせい)市=などで19日に記念イベントを開催する。イベントを企画したのは同駅員の増田佳樹さん(24)。入社2年目の若手だ。企画書作成から関係先との調整まで、初めての経験ばかりだったが、周囲を巻き込みながら実現にこぎつけた。

 「水戸線は地域密着の路線。お客さんと駅員の距離が近く、人の温かみを感じることができる」

 増田さんは同線の魅力をこう語る。同線は明治22(1889)年1月16日、水戸鉄道が小山(栃木県小山市)-水戸(水戸市)間で営業を開始。昭和62(1987)年に国鉄の分割民営化でJRが営業を引き継ぎ、現在は小山-友部(ともべ)(茨城県笠間市)間の約50キロを運行している。

 「水戸線の良さを多くの人に伝えたい」との思いから、増田さんは自身がリーダーを務める若手職員約10人による業務改善活動の一環として、昨年5月から130周年にあわせたイベントの企画に着手した。

 増田さんらは上司の協力を得ながら翌6月、水戸線を管轄するJR東日本水戸支社(水戸市)に初めて企画書を提出。ところが、担当者から「開催目的がはっきりしない」と指摘され、「詰めの甘さを痛感した」という。

 それでも勤務の合間を縫って内容を練り直し、「利用者への感謝と活性化」を目的としたイベント案を作成。同年8月ごろ、社内で方向性が認められ、本格的に企画が動き出す。同線各駅や同社担当者と協議を重ね、イベントの内容が固まったのは130周年まで2カ月に迫った同年11月だった。下館駅の冨田保男駅長(55)は「現場職員の発案でこれほど大規模なイベントを開くのはかなり珍しい。よくやってくれた」と若手の成長に目を細め、「地域の人たちとイベントを盛り上げたい」と話した。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ