PR

ライフ ライフ

サリンジャー生誕100年 SNS世代に響く「ライ麦畑」、読み継がれる青春

Messenger

 ◆劇的人生を映画化

 サリンジャーの人生とその作品は今も後世の創作者らの心をとらえている。

 今月18日からは、若き日のサリンジャーを描いた映画「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」が全国公開される。同作は一昨年米国で上映。人気絶頂の中、表舞台から姿を消した作家の内面の謎に迫る内容だ。宣伝プロデューサーの青木かおりさんは「『ライ麦畑』誕生の瞬間や、戦争で受けた精神的な傷、隠遁(いんとん)生活に入った経緯など、サリンジャーの劇的な人生が誠実に描かれている」と語る。

 昨年には新訳短編集『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』が刊行された。新田教授は「文章に独特の透明感があり、周囲の世界から一定の距離を取る登場人物のスタンスは今も魅力的に映る。それが古さを感じさせない理由なのでは」と話している。

                   

【プロフィル】J・D・サリンジャー Jerome David Salinger 1919年1月1日、米ニューヨーク生まれ。第二次世界大戦に従軍後、51年に刊行した『ライ麦畑でつかまえて』で若い世代の支持を得る。53年の『ナイン・ストーリーズ』刊行後は自宅で隠遁生活を送り、65年の「ハプワース16、1924」発表以降、2010年に死去するまで沈黙を守り通した。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ