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【主張】成人の日 未来を創るのはあなただ

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 成人の日を迎えた皆さんの門出を、心から祝福したい。

 成人としての自覚と責任感を持ち、よい人生、よい社会を築いていってほしい。皆さんの前途に幸多かれと願わずにいられない。

 必ずしも社会の明るい未来像が描けているわけではない。総務省の人口推計では、今年元日時点の新成人は125万人と2年ぶりに増加した。それでもピークだった昭和45年の半分程度でしかない。

 少子高齢化は今後も続くとみられている。勤労世代が減る一方で高齢者数は2040年代の初めまで増える。10月の消費増税だけでなく中長期的に税金や保険料の負担が増さないか、社会保障制度を維持できるか、など不安はつきまとおう。

 中国や北朝鮮がわが国にもたらす安全保障上の脅威も、簡単にはうせまい。地球温暖化もすでに深刻な不安要素となっている。

 しかし新成人の皆さんには、決して内向き、あるいは後ろ向きになってほしくない。むしろ日本と世界の未来を創るのは自分たちだという自負を持ってほしい。

 それぞれが得意とする分野で、よりよい社会を実現する知恵を出し合おう。職業や学業の場で将来をよくするすべを考えてみよう。少子高齢化や安全保障などの問題をめぐって、政治のあり方に積極的に声を上げるのもいい。

 3年後には成人の年齢が18歳に引き下げられる。今回の新成人に限らず、全ての若者に未来を考えてほしい。

 参考にできる事例がある。2025年国際博覧会(万博)の大阪誘致には大学生らの団体「WAKAZO(ワカゾウ)」が一役買った。内外の若者から意見を募り、独自のパビリオンを考えるなど積極的だ。昨年6月のパリでのプレゼンテーションにも登壇した。

 「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする大阪万博に主体的に関わり、少子高齢化時代を考えようとしている。「若造」どころか実に頼もしい。

 高齢者も、若い世代の負担が増えるままの社会にするのは本意ではあるまい。企業の定年後の継続雇用などにより、年を取っても働ける環境が整ってきている。力を合わせ、若い世代が生きがいを持って働き暮らせる社会にしたい。安全保障環境の整備や地球温暖化の防止は、全員の課題だ。

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