PR

ライフ ライフ

小惑星の物質採取 「量と質」で日米競争

Messenger
米国の小惑星探査機「オシリス・レックス」の想像図(NASA提供)
米国の小惑星探査機「オシリス・レックス」の想像図(NASA提供)

 小惑星の物質採取は米国も挑んでおり、探査機「オシリス・レックス」が先月、別の小惑星に到着した。ここも予想以上に岩が多く着地が困難で、日米ともに苦境に立たされている。

 地球の生物や水の原材料は、小惑星などの衝突によって運ばれたと考えられている。これを検証するため、物質を持ち帰って分析する狙いは日米で同じだ。着地の精度も同程度とみられる。

 物質の採取方法は大きく異なり、米国は地表にガスを噴射して舞い上がる砂を取り込む方式だ。だが到着した小惑星は砂地が見当たらず、採取が難航する恐れがあるという。これに対し日本は地表に弾丸を発射する方式のため、着地さえできれば、砂がなくても砕けて舞い上がった岩のかけらを採取できるとみている。

 採取量の目標は、日本が3回の着地で計1グラム程度なのに対し、米国は最大2キロと圧倒的に多い。ただ、日本は太陽系誕生時の状態を保っている地下の物質も採取する計画で、成功すれば質で勝負できそうだ。初代はやぶさの実績で先行する日本が優位を守れるか注目される。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ