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女優の市原悦子さん死去 「家政婦は見た!」など

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市原悦子さん=2003年2月8日、神奈川県横浜市の緑山スタジオ(撮影・内藤博)
市原悦子さん=2003年2月8日、神奈川県横浜市の緑山スタジオ(撮影・内藤博)

 テレビドラマ「家政婦は見た!」など、多くの映像作品に出演した女優の市原悦子(いちはら・えつこ、本名・塩見悦子=しおみ・えつこ)さんが12日、心不全のため、東京都内の病院で死去した。82歳だった。通夜は17日午後6時、葬儀・告別式は18日午前11時、東京都港区南青山2の33の20、青山葬儀所で。葬儀委員長はワンダー・プロダクション社長の熊野勝弘(くまの・かつひろ)氏。

 亡くなった市原さんは、高い演技力と独特のせりふ回しが特徴で、庶民的な明るい中年女性から執念にとりつかれた女性まで幅広い役柄を演じ分ける名優として活躍した。

 昭和32年に俳優座入団。34年に舞台「千鳥」に抜擢(ばってき)され芸術祭奨励賞を受ける。退団後、商業演劇や映画に進出。映画では、長谷川和彦監督「青春の殺人者」で主人公を束縛する母親、野村芳太郎監督「八つ墓村」では旧家の主である謎めいた双生児の老女をおどろおどろしく演じ、作品の雰囲気を盛り上げた。

 今村昌平監督「黒い雨」では広島で被爆の後遺症に苦しむ主人公の迷信深い叔母役を好演し、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を獲得している。

 お茶の間に広く親しまれたのは、58年から始まった「家政婦は見た!」シリーズで、派遣先であるエリートの家庭での出来事を目の当たりにする家政婦、石崎秋子が当たり役となり、2時間ドラマや連続ドラマとして、25年にわたって主演した。

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