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【フード 食】名店 ロシア料理レストラン「ロゴスキー」 重厚寛大 身も心も温まる

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 「スメタナは、香草のディル、赤い根菜のビーツとともにロシア料理には欠かせないものです」と緑・美代夫妻の孫で、副社長を務める横地美香さんは話す。

 その3つの食材を堪能できるのが、定番にして名物のスープ料理「ボルシチ」だ。創業当時から供する「ロゴスキーオリジナルボルシチ-いなか風-」は、ニンジン、キャベツ、ジャガイモ、タマネギ、豚肩ロース肉がごろんと大きな塊で、ビーツとトマトをベースにした赤いスープの中央に、どんと盛りつけられている。

 実は本場のボルシチは、具は細かく刻まれているという。それにもかかわらず、大きな具で供するのは、「戦中にひもじい思いをした人たちに、大きな肉や野菜でおなかを満たしてほしいとの、創業者の思いから」だった。

 日本育ちのピロシキ

 「実は料理を一品ずつ出すサービスの仕方はロシアが発祥。温かいものは温かいうちに味わっていただくためです」(横地さん)と聞き、冷めないうちにボルシチをいただく。野菜のうまみが詰まった赤いスープはほんのり甘い。白いスメタナを溶かすと、ひと味の変化が。スメタナの酸味で、野菜の滋味がいっそう引き立った。

 添えられた肉ピロシキは、低温でじっくり10分以上揚げられている。生地はふわふわ、熱々の具には春雨が使われ、肉や野菜から出たうまみを吸い、つるつるした食感も加える。「ピロシキは日本で言うおにぎりみたいなもので、ロシアでは包めるものなら何でも具になります。春雨入りの考案者は祖母ですが、この日本育ちのピロシキも、具の大きなボルシチも、ロシアからのお客さまにもとても好評です」(横地さん)

 日本流にアレンジされた祖国の味を楽しむロシアの人々を、横地さんは「あの広大な大地が育んだ寛大さがあるのかもしれませんね」と話す。ロシアの味は、心も体も温まるものだった。

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