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【書評】『不良老人の文学論』筒井康隆著

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『不良老人の文学論』筒井康隆著
『不良老人の文学論』筒井康隆著

 現在84歳。毒のあるユーモアで読者を魅了し続ける作家が、平成16年以降に書いたエッセーや書評などを収めている。

 大江健三郎作品の今日性を熱く説き、うんちくを面白く読ませる丸谷才一の技をたたえる。そんな文学論があるかと思えば、〈ちょっとした悪事などはすべて人間の本質に根ざしている〉と書き、世の老人たちに、ストレスや罪悪感からの解放を呼びかける。その先にこそ「不良老人」としての楽しみが待っているのだ、と。

 老い、宗教、戦争…とテーマは多彩。筆歴半世紀を超える巨匠の慧眼(けいがん)とユーモアを堪能できる。

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