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増設防潮堤の高さ11メートルに 福島第1原発の津波対策

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 東京電力は、福島県の海沿いにある福島第1原発で増設する防潮堤について、海からの高さを11メートル、全長約600メートルの規模とすることを決めた。平成31年度上期に本体工事に着手し、32年度中の完成を目指す。津波による重要設備の被害も軽減でき、廃炉作業の遅延も防ぐ狙いがある。

 超巨大地震をめぐっては、政府の地震調査委員会が29年に公表した長期評価で、北海道南東沖から北東に延びるプレート境界「千島海溝」沿いでマグニチュード(M)8.8程度以上の地震が30年以内に起きる確率を7~40%と推測した。

 これを受け東電が、より広範囲でM9.4規模の地震が起きる想定で試算すると、最高水位10.3メートルになる津波が第1原発に襲来し、防潮堤なしでは原子炉建屋などがある海抜8.5メートルの敷地が最大1.8メートルの高さまで浸水する可能性がある。

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