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平安京東端くっきり 京都・寺町通の遺構調査

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天明の大火で焼けて、焦げた浄教寺の鬼瓦=27日午前10時、京都市下京区
天明の大火で焼けて、焦げた浄教寺の鬼瓦=27日午前10時、京都市下京区

 豊臣秀吉の寺町整備の遺構が出土した京都市下京区の浄土宗寺院、浄教寺(じょうきょうじ)の敷地で、平安京の東端にあたる東京極大路(現在の寺町通)の側溝と築地塀(ついじべい)の存在などを想定させるような遷都時の整地層がはっきりわかる形で出土した。民間調査団体・古代文化調査会(神戸市)は先月末に行った現地説明会で、京域が規格が示すとおりに整備されていたことが確認できたと評価した。

 平安京の範囲は南北5・2キロ、東西4・5キロ。東端は東京極大路で、現在の寺町通にあたり、四条寺町交差点南の発掘現場では同大路の東端の塀に伴う内側溝(うちそっこう)が幅2メートル以上にわたり確認された。

 さらに都の道路や溝の大きさなどを規定した国の法令・規格書「延喜式(えんぎしき)」が示す通り、内側溝の東(外)には築地塀用とみられる、東西幅約6メートルにわたって黄緑色がかった土で整地された空間が出た。

 一緒に出た土器から遷都時に整地されたことがわかった。その整地された土地の東側は石を大量に含む荒れ地で、その差は歴然。同調査会は「平安京の東端がここまではっきり確認できたのはおそらく初めて」という。

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